レオスタッフのブログ

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私が好きな小説家

こんにちは。



レオの山元です。



秋になりましたね。



読書の秋だけに、今日は私が好きな小説家さんを紹介させてもらいます。



① 森沢 明夫さん

森沢さんの小説はとにかくキャラクターが独特で、でも人間味があって好きです。小説もいくつか読んでいますが、中でも好きなのは、「大事なことほど小声でささやく」です。色々な悩みを抱えた人をゴンママが励ましてくれます。ゴンママは他の作品にも出てきて、森沢さんの小説を読んでいると嬉しくなります。

その他には
「エミリの小さな包丁」きらきら眼鏡「虹の岬の喫茶店「雨上がりの川」もおススメです。



② 早見 和真さん

早見さんの小説は自分の立場や状況などを考えさせてくれる作品が多いです。とてもリアリティがあって、引き込まれやすいので、一気に1日で読んでしまう作品もあります。特に好きなのは、「ぼくたちの家族」です。母のガン発覚から、バラバラだった家族が1つにまとまる話です。おもしろくて数時間で一気に読んでしまいました。

その他には
「イノセントデイズ」「店長がバカすぎて」なども良い小説ですね。



乙一(おついち)さん

ちょっとだけ恐い小説が好きな方には、乙一さんがハマると思います。恐いとはいっても、結局 変な恐さではありません。乙一さんでおススメなのは、「暗いところで待ち合わせ」です。視力を亡くした人の家に、殺人者が隠れ入る話です。この小説は起承転結がはっきりしていて、登場人物も少ないので、あまり本を読まない人にも分かりやすく楽しみやすいと思います。

その他には
「シライサン」死にぞこないの青なども、ちょっとだけゾッとして面白いです。



④ 重松 清さん

重松清さんの知名度は、紹介する中でも特に多くの方がご存じかと思いますが、やっぱりめちゃめちゃ面白いですね。面白いものばかりですが、やはり「とんび」が1番好きです。子どもを助けようとして母親を亡くした息子と不器用な父との物語。昭和の父感がたまらなく良い味を出しています。

その他には
その日のまえに「十字架」カシオペアの丘で」かあちゃんなども泣けます。



⑤ 三秋 縋(みあき すがる)さん

三秋さんの小説の「時間」を上手く使って、物語を展開していく作品が個人的に好きです。中でも「三日間の幸福」は、自分の寿命をお金で買い取ってくれる店があり、主人公が寿命を売ることで話が進んでいきます。時間について考えながら恋愛のドキドキ感もあり、この小説は好きです。

その他には
「恋する寄生虫「スターティング オーヴァー」などもあります。



小説家は出版社によって、小説の色が変わってくることもありますが、面白いと思った小説に出会えると、その小説家の他の作品はほぼ当たると思います。好みは人それぞれですが、またいろいろな小説家さんとの出会いを楽しみたいので、もしおススメの小説家がいたら教えてください。