こんにちは。スタッフの山元です。
先日、うちの夕食がすき焼きだった時の話です。
山元家は、すき焼きに卵をつけて食べる派なので、その日もすき焼きとまだ割っていない卵が出てきました。
僕が8歳の長女に「卵、自分で割らんかー」と自分でさせると、もれなく下手くそな結果になってしまいました。
手は汚れるわ、テーブルは汚れるわ、殻が卵の中に入るわ、見事な出来栄えです。
最近 自主的に料理の手伝いをしているのですが、まだまだでした。親反省です。
でも、そこで自分はどうして上手に卵を割ることが出来るのかと考えました。
というのも、僕は子どもの頃を振り返っても卵の割り方を親や大人に習ったことがありません。
おそらく自分が上手に出来るのは、同じ失敗を繰り返さないように考えて修正していったからだと思いました。
卵は一例ですが、生活をしていて、子どもが失敗した時には大人の様々な対応が出てくるのではないでしょうか。
例① 失敗を見て、この子には出来ないと判断して、その子に今はさせない
例② 同じ失敗をしないように、親・大人が一から教える
(卵のケースなら、卵の持ち方、卵をぶつける位置・場所、力加減など)
例③ 失敗した理由を本人が考える時間・環境などを与える
運動遊びは危険なことはしてはいけないのは原則です。でも危険なこと以外「苦労は子どもには発達刺激」です。
教えることの否定はしません。
しかし、教えすぎることは時に大人の”でしゃばり”となり、子どもの気付き・発見・協力などのチャンスを奪ってしまいます。
大人は少し見守ってあげると、子どもは自分の力で見つけます。
そして「失敗は成功のもと」と学んでいけるのではないかと思います。
最後に卵を失敗したうちの長女の話。
失敗した後に、僕が「まだまだやなー、まぁ、お前には上手く割るのは無理やろなー」と言うと、何か考えたのちに妹の分まで割ってました。
成功してドヤ顔してました。