こんにちは。スタッフの山元です。
少し前の話になりますが、テレビで超スーパーファインプレーを見て感動してしまいました。
知っている方も多いと思いますが、そのスーパーファインプレーとは、体操の段違い平行棒をしていた11歳の女の子が演技中に手を滑らせ落下してしまいます。
しかし、補助にいたコーチが身を投げ出し、その女の子を救うのです。
その動画です
https://youtu.be/Hrto6dQamNI
個人的にあんな超スーパーファインプレーで自分を救ってくれたにも関わらず、サラっと冷静でいる女の子がツボなんですが、でも、同じように運動の補助をする者として、コーチの集中力や判断力に称賛です。
(昔、ある先生に「補助する時は全員に”この子は今から落ちるぞ。落ちにくるぞ”と思いなさい」と教わったことを思い出しました。事故は一瞬の出来事なので、少しでも”この子は大丈夫だろう”と集中力が切れたら終わりなんです)
綺麗で洗練された動きを人に見せる演技的な運動技能は見ていてとても華やかですね。
「できないことができるようになる」というスポーツの習い事を始める多くの理由だと思います。
しかし、自分の身を守り、なおかつ人を守ることができる運動能力(技能)はまた違った素晴らしさを感じます。
私も少し前に子どもとマットあそびをしていて、担当園の保育士さんにも横転の重要性や行う意味を少しお話しさせていただきました。
危険を回避したり、判断力を養う等、生活の中で必要な力を身につけることができるのも運動あそびの大きな意義です。
運動あそびでは、からだを動かすことを楽しみながら、実は生活上で必要な安全能力も身についているんです。
目に見えるものばかりではなく、子どもたちの目に見えない成長・変化にも目を向けてあげたいですね。