レオスタッフのブログ

スポーツエデュケーションレオのスタッフの日常やレッスンの様子を公開します!

石川県にもプレーパークを

こんにちは。スタッフの山元です。

夏ですね。

小学生は夏休み時期ということで、うちの長女も夏休みの宿題を頑張っています。
長女の自由研究は「公園紹介」だそうです。

僕が幼児体育の仕事を始めて、子どものことを学んでいくと、公園の素晴らしさ・大切さに気付いて、子どもが小さい頃から公園ばかり行っていました。



今では北陸三県では知らないところはないくらいほとんどの公園に行きました。



たかが公園と思いますが、最近では公園の価値観が見直されています。



7月のことになりますが、東京で安田式体育遊びの研修会に行った時に、プレーパークの見学にも行ってきました。



石川県に住んでいると「プレーパーク」というのは聞きなれない言葉ですが、プレーパークとは”子どもには遊びが必要”という考えのもと、プレーリーダー(大人)がいる中で、子どもが自分の責任で遊び場を作って遊ぶことができる公園です。


(日本冒険遊び場づくり協会のホームページでは全国のプレーパークが紹介されています)
http://bouken-asobiba.org/



僕が見学に行ったのは「渋谷はるのおがわプレーパーク」です。


渋谷はるのおがわプレーパーク(通称はるプレ)入口です。


入って見渡すとこんな感じです。


何かこれを見るだけで考えるものがありますね。


ワクワクしてきます。


子どもがプレーリーダーの方と一緒に作ったシーソーです。手作りです。


このタライは佐渡の漁師さんからいただいたものだそうです。
この日はここで水遊びをしていましたし、秋や冬になるとここに落ち葉を敷き詰めて遊んだりするそうです。


最初は普通の公園だったそうですが、土を盛って起伏を作ったらしいです。


こどもそうこ。子どもが色々なことを考えそうですね。


この日ものこぎりで一生懸命に木を切って、何か作っている女の子がいました。
すごく楽しそうでした。


色んな大会も行っています。しっぽとりチャンピオン、はるりんピックなどなど…。



僕が見学に行った時にもたくさんの子どもがプレーリーダーの方と遊んでいました。



子どもが写っている写真は載せられませんが、印象的だったのが、子どもも大人も関係なく互いに水をかけ合い、泥んこになりながら遊んでいて、楽しさや充実感が感じられました。
なかなかこのような子どもの姿や表情は見ることができません。



それに、プレーパークは遊び場以外にも色々な子どもたちにとっての大事な居場所にもなっています。



プレーリーダーの方もすごく気さくに話してくださって、プレーパークができるまでのいきさつや苦労などたくさんのお話しをしてくださいました。



小学校の学習指導要領でも低学年の体育では「運動遊び」と変わってきているように、国としても遊びに関しての捉え方は変わってきています。



石川県のような田舎ではプレーパークは必要ないと思われますが、6月に行われた冒険遊び場協会の全国フォーラムでは、田舎にこそプレーパークは必要だとも言われています。



これから自分たちが住むこの地域でもこのような空間(プレーパーク)ができるといいなーと思っています。