素敵なお父さん、見〜つけた
レオのクラブが終わった6時過ぎの保育園での事。
パパのお迎えで、大はしゃぎの三歳児、
まず靴下を時間かけて履いて(本人は大慌て)、パパにニッと自慢気に笑いかける、
次にお気に入りの駿足ズックを履きマジックテープをしっかりペッタンコ!
どや顔でパパに両手を差し出すが、
それまでニコニコ顔でしゃがんでジッと我が子を見守っていたババが、
困った顔で腕組みジィーっと足もとを見つめてる。
やっと左右反対ズックに気が付き、
子ども「イイがいね〜このまま帰ろう!」と甘える。
パパ「イイ事はない!今から自分の荷物を持って歩くのに、反対に履いていたら転んじゃうよ!」
子ども「なんで、ころぶが?」
パパ「ズックは右のお仕事 左のお仕事がシッカリ出来るように別々作ってあるから、反対に履くとズックは上手に歩くお手伝いが出来なくなるげんぞ」
そこで、「お見事!お父さんカッコイイ~ 」と私が入っていったので、
愛すべき三歳児はシッカリ履き替え、パパにぎゅっと抱きしめられてから、自分の荷物は自分で持って、仲睦まじく手を繋いで帰っていったのですが、
その後「ズックは右と左ふたつ揃って始めて力を発揮するんだぞ、パパとママだってそうだし、パパとおまえだってそうだよ!」 〜なんて続くとイイな
このお父さんの素敵な所は、お腹が減って早く帰りたいのに、
子どもの目線で、手を貸さず優しく見守った事。
自分で間違いを気付かせた事。
間違いの理由をちゃんと説明できた事。
体イッパイで褒めてあげた事。
生活は慌ただしいものです。ついつい子どもが自分でできる事まで親がしてしまいがちになります。
(忙しい時は親がする。時間がある時は自分でさせる。それで良いのでしょうか?)
子育てはちょっとした心の余裕を持って、このお父さんのようにできれば、本当に素敵ですね。