こんにちは、レオの山元です。
最近本を読むことが増えてきて、ここ半年で数十冊読みました。最近の本棚は、大体こんな感じです。(基本的に電子書籍です)
とは言っても、まだまだ読書力のない自分ですので、純文学ではなく比較的読みやすいエンタメ小説を中心に読んでいます。
良い本に出合うとすぐに人に話したくなるので、今日は最近読んだおすすめ小説7選を紹介します。ネタバレもしたくないので、あっさりとだけ紹介します。
❶「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ
最近映画化されたことを知らずに、小説を読んでいました。
映画は見ていませんが、とても良い小説でした。
僕は森宮さんのキャラクターが好きで、森宮さんに憧れました。(森宮さんになりたい!)
出てくる登場人物は全員好き!親や子どもの存在について改めて感謝を感じました。
「子どもができると、自分の明日が2つになる(自分の明日と自分の子どもの明日)」
のフレーズが印象的で心に残っています。映画も観たくなりました。
❷「6人の嘘つきな大学生」 朝倉秋成
ある優良企業の最終試験に残った6名の就活生のミステリー小説です。
ミステリー小説は基本的にあまり読みませんが、これは面白くて読みたくて気になって気になって、3~4日で読みました。
逆転につぐ逆転の展開、そして人間や社会の裏と表の一面について考え、そして何故か下町ロケットを思い出しました。恐くないですし、終わりはとても良いです!
❸「ライオンのおやつ」 小川糸
33歳の女性が余命を宣告されてから、レモン島で過ごす話。
小川いとさんが「死ぬのが怖くなくなる」をテーマに書かれた小説です。
闘病生活の過酷さもすごく伝わってきますが、でも死は怖いものではなく、本文にも出てくる「死は1番美しい」とも言っているところが印象的です。
確かこれも映画化されている作品ですが、学生時代から成人していく男女の恋愛小説です。この小説を通じて自分の中の夫婦愛・兄弟愛の大切さを再確認出来た作品でした。自分の学生時代を思い出すかもしれません。
❺「海の見える理髪店」 荻原浩
あまり本を読んだこのない人には読みやすい短い短編集です。(5~6つ)
短編集ですが、他人と自分、夫婦の関係性、いつ別れが来るか分からない親子関係などなど、色々な人間関係を考えさせられる作品でした。自分だったら…等と考えてしまうこともあると思います。
❻「ステップ」 重松清
母親を亡くした、夫と娘の話。
片親の苦労、子どもとは・命とは・親とは、などどんな立場の人でも考えさせられるものがあると思います。読書の経験があまりない人でも読みやすいと思います。
❼「Phantom」 羽田圭介
あなたは今を生きているか、先のことを見て生きているか。
株だったかに執着している彼女と、「いつ命が無くなるか分からないのに先のことばかり気にしすぎじゃないか」というような彼氏。終わりはフワッと問いかけられるような幕切れですが、でも自分で自分を知れるかもしれません。
他にも良い本、紹介したい本はたくさんありますし、紹介しない天邪鬼なところがあったりなかったりしますが、とにかく本は良いですね!大人も子どもたちもいっぱい読んでもらいたいと思います。