こんにちは。スタッフの山元です。
8月25日(土)に東京のジャクパ本社で行われた第14回日本幼児体育学会 学会大会に参加してきました。
今回のテーマは「動きを通して、子どもの心を育もう」です。
24日(金)にも早稲田大学で講演やシンポジウム、研究発表などが行われていましたが仕事があって参加できなかったので、今回は実技発表中心で行われた25日だけ参加してきました。
実技発表では、自分が知らなかった「バルシューレ」に出合えて詳しく知ることが出来たり、ジャクパの吉田先生の実技では”いろいろな感情になる運動”、”協力すること知恵を絞る運動”、”体が接触する運動”などを実際の子どもたちを前に発表していただきました。
とても勉強になりました。
その他には池谷先生の「指導者の立ち位置」の実践も見させていただいて、本当にとても勉強になりました。
個人的に池谷先生には思い出があって、2011年に芦屋で行われた初級講座の時に、池谷先生にご質問をさせていただいたことがありました。
その時は跳び箱運動 開脚とびについて、確か高い段数を跳ばせたいという思いがあって、コツや助走距離・踏板の有無などを池谷先生に質問をさせていただいたところ、先生からは「幼児にそんな高い跳び箱を跳ばせる意味が分からない」と返答がありました。
全く思っていなかったところからの返答で、その時はすごく衝撃的で、自分の幼児体育に対して考えの甘さを痛感しました。
池谷先生はいくらでも開脚とびの方法など僕に伝えることが出来たと思いますが、そうではなく僕の幼児体育について考え方の根本を正してくださったと思っています。
今回の学会大会に参加して、本当にいろいろな勉強をさせていただきました。
先生方の実技発表を見させていただいて、初心に返ることができました。
何事にも初心忘るべからずの大切さを感じた貴重な学会大会参加でした。